導入事例

「お客様の言葉は信頼関係づくりに最大の効果がある」創業70年・日本コンサルタントグループ様が導入事例を内製から外注に切り替えた理由

日本コンサルタントグループ 様 ロゴ
日本コンサルタントグループ 様
看板の前で並んで立つ2名の男性

「導入事例を作りたい。でも、社内にその時間もノウハウもない」
そう感じている企業は少なくないはずです。今回お話を伺った株式会社日本コンサルタントグループ様も、一度は社内制作を試み、そのうえで外部への依頼に踏み切った一社でした。

1956年創業、2026年に70周年を迎える同社は、人材育成に特化したコンサルティングを手がけています。導入事例の内製を断念した理由、テキスパートを選んだ「正直な」決め手、そして完成した記事が営業現場でどう使われているのか。マーケティング推進部の青山様に伺いました。

昭和31年創業、人材育成を中心に70年。ニッコンという会社

高橋:本日はありがとうございます。まずは改めて、御社の事業内容をお聞かせください。

青山様:株式会社日本コンサルタントグループと申します。社名が少し長いので、お客様からは「ニッコン」という略称で呼んでいただいています。創業が1956年(昭和31年)で、おかげさまで今年、70周年の節目を迎えます。

主な事業は、人材育成を中心にしたコンサルティングです。企業の成長を支えるのは、やはり人の育成だと考えています。私どもは、人材育成に資する研修の企画から実施、Eラーニングの開発やサーベイツールの開発、こうしたことを中心に事業展開しています。

高橋:研修の企画から実施、ツール開発まで一貫されているのが特徴的ですね。青山様ご自身のお立場も教えてください。

青山様:私は長年、営業の現場で活動してきました。新規のお客様の開拓や既存のお客様の継続ご支援を現場で30年やってきました。
その後、営業部門全体を統括する責任者を務め、現在は全社のマーケティングを推進する部門にいます。販促・マーケティング活動を企画立案し、実践するところを、スタッフと一緒にやらせていただいています。

※同社の社員数はおよそ120名。東京・下落合の本社に加え、仙台、新潟、名古屋、大阪、福岡など全国に拠点を構えています。

信頼構築に時間がかかるビジネスだからこそ、母数を切らせない

高橋:いま感じていらっしゃるマーケティングの課題について教えてください。

青山様:弊社に限ったことではないと思いますが、やはり新規のお客様の窓口開拓です。サービスの性質上、今日お会いして、明日契約できるというものではありません。長いと2〜3年ほど継続訪問し、ようやく提案の機会をいただけることも珍しくなく、そこからさらに検討段階があり、契約になります。業績拡大には、常に一定の見込み客数を確保しておく必要があります。

新規のコンタクト先をどう獲得していくか。ここは弊社に限らず、多くの企業の課題なのではないかと思います。

高橋:検討期間が長いビジネスほど、その2〜3年のあいだに信頼を積み上げる材料が必要になりますよね。

営業の説明に説得力が増す、お客様自身の言葉。そしてAI検索経由の問い合わせ

高橋:さまざまな施策がある中で、特に導入事例に力を入れようと思われた理由はございますか。

青山様:新しいお客様がホームページを見てくださった際、弊社がご支援したお客様の具体的な声はインパクトが大きいと思います。営業が説明する内容に加えて、実際のお客様から弊社の良さや支援成果を「生の声」としてご説明いただけるので、非常にPR効果が高い。お客様の言葉は、信頼関係づくりに最も効果があると感じています。

それともう一つ。最近はAI検索で弊社を見つけてご連絡をくださるお客様が少しずつ増えています。AIO(AI検索最適化)対策も兼ねて、サイト上の情報の充実、お客様事例の掲載件数を増やすことは重要なポイントになってくるのではないかと考えています。

高橋:テキスパートにも、AIで検索した結果をもとにお問い合わせくださる方々がいらっしゃいます。AI検索で取り上げられるために重要なのは「オリジナルのコンテンツ」であると考えています。ネット上の情報をまとめただけの、言ってしまえば生成系AIで作れてしまう記事ではなく、取材・インタビューを通じて得た一次情報を活用したコンテンツですね。

一度は社内で作ってみた。しかし「手間」と「クオリティ」の壁があった

高橋:導入事例記事を社内で制作するという選択肢もあったと思います。今回、外部に依頼しようと思われた理由をお聞かせください。

青山様:一つは時間の問題です。内製化しようとすると、どうしても時間と手間がかかります。それに、記事の編集一つとってみても、「素人っぽさ」が抜けないところがありました。

一時期、社内でやってみたんです。ただ、なかなかうまくいかないというか、非常に手間がかかってしまって。やはり専門にやっている会社にお願いしたほうが、時間的にも内容的にも効率的ですし、中身も充実した形にしていただけるのではないかと。そういう経緯でご相談させていただきました。

高橋:実際に一度やってみたうえでのご判断だったんですね。効率とクオリティの両面で、というのは非常にリアルなご意見です。

「比較検討はしていません」。決め手は説明を聞いて得た安心感

高橋:外部に委託する際、制作会社もあればフリーランスのライターという選択肢もあったと思います。どのように比較検討されたのでしょうか。

青山様:タイミングの良さが一番大きな理由でした。社内でちょうど導入事例制作を任せられるパートナー企業を探そうと考えていた時期に、アナザーパスさんからご案内があって、ご説明を聞いた、という流れです。

実際にお話を聞いた時点で「安心してお任せできそうだ」という感触がありました。そのため、正直に申し上げると同業他社と比較検討はしていません。それよりも、まず一度お願いしてみようかという議論の中で、最初の事例を作成いただきました。

高橋:タイミングがちょうど合ったのも大きかったのですね。相見積もりを取ってご判断されるお客様も多いので、まず一度お任せいただけるのはありがたいことでした。裏を返せば、最初の1本はトライアルという位置付けになるので、身が引き締まる思いでした。

対応・納期・修正、すべてが「きっちり」だった。だから2本目を任せた

高橋:お任せいただいた後の進行や、仕上がった記事のクオリティについて、率直なご感想をお聞かせください。

青山様:最初は、言葉は失礼なのですが「お試し」のような形で1本目をご依頼しました。その時の対応、内容、納期、修正など、各工程で非常にきっちりと応えていただいたという印象があります。ページや文字数の制約もある中で、お客様のご意見と弊社としてPRしたいポイントをきちっと押さえてくださって。
クオリティとコストパフォーマンスの両方の観点から満足する結果だったので、次もぜひ、ということで今も継続してご依頼させていただいています。

高橋:2本目の養成塾の記事では、講師の先生が文章にこだわりをお持ちで、赤字を入れていただきました。あの時のやりとりは、社内では大変でしたか。

青山様:いえ、そうでもなかったですね。普段から一緒に仕事をやっている仲間ですから、「ではそのように修正依頼をします」という形で、割と順調に進みました。
ただ、コンサルタントはあちこち移動しながら仕事をしていますので、御社をお待たせしてしまったな、と。逆にこちらが申し訳ないなという思いはありました。

高橋:文章に正解はないので、好みレベルの修正はどうしても生じます。テキスパートでは、ご要望を丸ごと受け入れるのではなく、一般的にこちらの表現のほうが読みやすい、ということをしっかりお伝えします。

御社にとって、そして御社の未来のお客様にとって読みやすいこと。それを第一に置きつつ、取材を受けてくださった方にもご納得いただく。この絶妙なバランスは経験則の部分が大きく、AIではカバーしきれない感覚的な領域だと思っています。

「事例があります」と言える営業に。パンフレットにはない説得力

高橋:公開後の反響や成果について、お感じになっていることはありますか。

青山様:まず1本目の記事は、営業活動に非常に活用できています。お問い合わせをいただいて営業が訪問し、一通りご案内をした後に「事例としてこういうものがあります」としっかりお示しできる。営業が非常にやりやすくなりました。

2本目の記事で紹介した弊社主催の養成塾は、2027年1月から第6期がスタートします。記事内には受講された方の生の声が載っていますので、受講のメリットや養成塾の特徴が伝わりやすい。パンフレットや営業が説明するよりも、「実際に受けたお客様がこう言っています」とお伝えできるほうが説得力があります。

高橋:完成した記事は、ウェブサイトでの公開が中心でしょうか。

青山様:基本はウェブ上ですね。養成塾はこれから集客が始まりますので、メルマガでご案内する際にリンクを貼る、という使い方ができると思います。

高橋:対面での営業比率が高いとのことでしたので、将来的には紙の事例集もありだと思います。その際、本数もやみくもに増やすより、業種や規模、課題でレイヤーを分けて揃えるのが理想です。

青山様:事例集という発想はまったく頭になかったのですが、おっしゃるとおりですね。今年度は四半期に1本、年間4本を目標に動いています。

人事制度は今後、弊社のメイン商材の一つとして広げていきたい領域です。お客様に提供したいものと事例をリンクさせながら増やしていければと考えています。

要望は「企画の段階から一緒に考えてほしい」

高橋:逆に、もっとこうしてほしいというご要望があれば率直にお聞かせください。

青山様:もし追加でお願いできたらと思うのは、企画の段階からお知恵を貸していただくことですね。

うちはコンサル会社ですので、「こういう施策を打ちたいから、こういう業界の会社さんにインタビューする」ということを自分たちで考えていきます。その段階からご一緒できると、記事の構成も一緒に考えていけますので、ぜひお願いしたいと思っていました。

高橋:正直なところ、そこは「おっしゃっていただいたら一緒に考えます」という受け身のスタンスになっていました。こちらから積極的にご提案する形も含めて、サービスとして考えていきたいと思います。

「幅広い企業に活用の余地がある」——そして80年、90年、100年へ

高橋:テキスパートの導入事例記事制作サービスは、どのような企業におすすめできると思われますか。

青山様:すべての企業さんにおすすめできるのではないでしょうか。弊社はBtoBですが、BtoCでも、消費者インタビューのような形で記事を載せることをお考えの企業さんであれば、活用の幅がかなり広がると思います。BtoBの導入事例や、サービスを使ったときの感想も含めて、幅広く使えるはずです。

高橋:最後に、御社の今後の展望をお聞かせください。

青山様:今年おかげさまで70年という節目を迎えました。どんなビジネスもそうだと思いますが、お客様のメリットになるサービスを提供しないと、事業は継続も成長もしていきません。AIの登場もそうですし、我々もお客様も、取り巻く環境がものすごいスピードで変化しています。法律が変わったり、規制ができたり、それがなくなったり。その中で対応していかなければいけません。

そうした時代のニーズにいかにスピーディーに対応して、事業が80年、90年、100年と続いていけるか。それはイコール、お客様の成長の証だと思っています。お客様の成長とともに、弊社も成長していけたらいいなと考えています。

内製の壁を越えた先に、営業が使える1本が残る

2〜3年かけて信頼を積み上げる。そんなビジネスを70年続けてきた会社が、いま自社の外にある言葉を集め始めています。一度は内製に挑んだからこそ見えた「手間」と「クオリティ」の壁は、多くの企業に共通するものではないでしょうか。

テキスパートは、取材・インタビュー記事の制作に特化したサービスです。導入事例づくりに手が回らないとお感じの方は、お気軽にご相談ください。

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