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導入事例制作代行を依頼するのにおすすめサービス・業者10選!メリットや選び方も解説します

自社の商品・サービスを導入したお客様の声を活用した導入事例は、見込み客の購買意欲を高める重要なコンテンツです。しかし、企画から取材、記事制作まで内製で対応するには多大なリソースと専門スキルが必要となります。そのため、導入事例の制作代行ができる業者・サービスをお探しの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、おすすめ業者・サービスを10個ピックアップして紹介し、プロに任せることで得られるメリットや失敗しない選び方のポイントなどについても解説していきます。

導入事例とは?

導入事例は、自社の商品やサービスを実際に利用したお客様の体験談を記事化したコンテンツです。BtoB企業にとって、見込み客の信頼獲得と購買促進に欠かせない重要なマーケティングツールとなっています。

導入事例は「自分で作る口コミ」

導入事例は「お客様の声」と呼ばれることもあり、主にインタビュー記事の形式で制作されるものです。ただし、中身の濃さと文章の長さには様々なパターンがあり、400文字程度の短い簡易的なものもあれば、2000文字以上といった読み応えを意識した記事形式のものもあります。

BtoCの場合は勝手に口コミが作成され拡散されるケースが多い一方、BtoBの場合は自分で口コミを作らなければいけません。第三者が口コミを書いてくれるのは稀であるため、導入事例は主にBtoB企業が制作するものです。企業間取引では購買決定プロセスが複雑で、同業他社の成功事例が意思決定に大きな影響を与えるため、導入事例コンテンツの制作は欠かせないと言えるでしょう。

導入事例を作るメリット

導入事例の制作は、企業のマーケティング活動において多くのメリットをもたらします。単なる宣伝としての効果だけではなく、顧客との関係構築や商品改善にも役立つ重要な施策となります。

お客様のCV率がアップする

導入事例は、見込み客に安心感を与え、お客様のお問い合わせ・資料ダウンロードなどのCVの背中を押す効果があります。同じ業界や類似した課題を抱える企業の成功体験を知ることで、「自社でも同様の効果が期待できる」という確信を持てるからです。

また、サービスサイト上のコンテンツが充実することで、企業全体の信頼性がアップします。具体的な導入効果や数値データが記載された事例は、商品・サービスの価値を客観的に証明する材料となり、購買検討者の最終的な意思決定を後押しする重要な役割を持ちます。また、第三者の客観的な評価として捉えられる、自社の一方的な宣伝よりもはるかに高い訴求力があります。

商品・サービスの改善に役立つ

インタビュー対象者から商品・サービスの「良いところ」「悪いところ」を聞き出すことで、今後の改善のヒントが手に入ります。お客様の生の声を通じて、開発チームが想定していなかった使用方法や、思いもよらない課題が明らかになることもあるでしょう。

また、お客様が最も価値を感じているポイントを把握できるため、今後のマーケティング戦略や営業トークの改善にも活用できます。導入前の課題から導入後の効果まで詳しくヒアリングすることで、商品・サービスの真の価値や改善すべき点が浮き彫りになり、継続的な品質向上につながる貴重な情報源となります。

導入事例代行サービスとは

導入事例代行サービスとは、自分たちの代わりに、導入事例を制作してくれる専門業者のことです。企業が持つ専門的なノウハウと経験を活用し、高品質な導入事例コンテンツを効率的に制作してくれます。

対応範囲としては、「企画」「インタビュー・取材」「写真撮影」「記事制作」が基本的なサービス内容となります。企画段階では、導入事例の目的設定や構成案の作成、質問項目の準備などを行います。取材では、プロのインタビュアーがお客様から効果的に情報を引き出し、写真撮影では現場の様子や関係者の表情を捉えた素材を撮影します。記事制作では、取材内容を読みやすい形にまとめ上げ、購買意欲を刺激する完成度の高いコンテンツに仕上げます。オプションでインタビュー対象者のアサインやCMSへの入稿をしてくれる業者もあるため、完全に丸投げすることも可能です。

導入事例代行サービスを使うメリット

導入事例代行サービスの活用は、企業にとって多くのメリットがあります。内製化の課題を解決しながら、より高品質なコンテンツを効率的に制作できる点が最大の魅力と言えます。

内製する手間が省ける

自社で内製するには、さまざまな準備が必要です。インタビューの企画立案から質問項目の作成、取材スケジュールの調整、当日の進行、その後の文字起こしや記事化まで、かなりの手間と時間がかかってしまいます。特に、取材未経験の担当者の場合、事前準備だけでも相当な工数が発生します。

一方、導入事例代行サービスを利用すれば、その手間は丸ごと削減できます。企画から完成まで一貫して任せることができるため、社内リソースを削る必要がありません。必要なのは連絡窓口としての担当者のみで、他の業務に集中しながら高品質な導入事例を制作可能です。これにより、本来の業務に専念できる環境が整い、組織全体の生産性向上にもつながります。

クオリティが高いコンテンツが出来上がる

内製では難しい導入事例代行サービスならではの専門ノウハウを活用して制作してくれます。特に、取材・インタビューはプロと素人が行うのでは、取材対象者から得られる回答の質は雲泥の差があります。経験豊富なインタビュアーは、相手がリラックスして話せる雰囲気を作り、より深い内容まで掘り下げて聞き出すことが可能です。

取材後の文章制作においても、プロのライターが対応するため、取材で聞き出した内容を初見の人が見てもわかりやすいようにまとめてくれます。専門用語の解説や伝わりやすい文章構成、読者の興味を引く見出し作りなど、高度な技術を駆使して編集してくれます。総じて、読み手にとって価値があり、マーケティング効果が高く、クオリティの高いコンテンツに仕上がります。

結果的にコストが安くなるケースもある

導入事例代行サービスに依頼する場合、確かに一定のコストはかかってしまいます。しかし、一から制作ノウハウを身に付け、準備し、取材を実施し、文章化するという作業を内製で行うと、結果的に膨大な工数がかかり、結果的にハイコストになってしまいます。

特に、担当者の人件費や学習コスト、失敗によるやり直しのリスクを考慮すると、外部委託の方が経済的になるケースも多くあります。そのため、内製化すると、結果的にコストが高くクオリティは低い、という最も悪い結果になってしまいかねません。

代行サービスなら、初回から一定水準以上のクオリティが保証されており、長期的な視点で見れば費用対効果が高い選択肢と言えるでしょう。

量産体制を作れる

導入事例代行サービスであれば、導入事例を制作することに特化した体制が組まれているため、導入事例を継続的に量産していくことも可能です。複数のライターやディレクターが在籍し、並行して複数の制作に対応できる体制が整っています。内製であれば、専門部署を作るか、社員が片手間で行うしかないため、量産は難しく、一定のペースで継続的に制作することは困難です。

導入事例によるマーケティング効果を最大化するには、定期的な導入事例の発信が不可欠であり、代行サービスの活用により安定した制作体制を構築できることは大きなメリットとなります。計画に沿った継続的なコンテンツ制作により、ブランディングや集客効果の向上が期待できるでしょう。

導入事例代行サービスの選び方

導入事例代行サービスを選定する際は、それぞれの特徴を総合的に判断する必要があります。価格だけでなく、品質や対応力も含めて慎重に検討することが大切です。

料金体系

希望の文字数や取材対象者の人数、取材時間、取材場所などによって、料金は業者ごとに大きく異なります。基本料金に含まれる範囲と追加オプション料金の内容を詳しく確認することが重要です。なるべく細かく条件を伝えて見積もりをとることが大事で、WEBサイト上に記載のある価格は最低価格のことが多く、実際はオプション料金などで想像よりも高くなることがほとんどです。

例えば、遠方への出張費用、追加の修正回数、写真撮影費、文字起こし費用などが別途発生する場合があります。WEBサイト上で包み隠さずオプション料金も含めて料金を公開しているサービスだと安心です。見積もり段階で総額を明確にし、後から追加費用が発生しないよう事前に確認しておくことで、予算オーバーのリスクを回避できます。

制作体制

取材・インタビューを行い文章を制作するという流れを、どのような制作体制で行うかは業者によって大きく異なります。制作体制の違いは、最終的なコンテンツの品質に直結する重要なポイントです。

業者によっては、取材現場にはインタビュアー1名しか出向かないケースもあり、その場合は取材のクオリティがインタビュアーに一存されてしまうため、若干の不安があります。また、文章完成後の修正の回数の制限にも注意が必要です。ほとんどの業者が修正回数に上限を設けており、1-3回程度が標準的ですが、導入事例記事は関わる人が多いため、それ以上に修正が発生する可能性も十分あります。その場合、追加料金が発生してしまうリスクがあります。

制作体制の面では、取材当日にインタビュアー(ライター)に加えてディレクターも参加するといった、2名体制で担当してくれるサービスだと安心できます。複数の視点から取材を進行し、漏れのない取材・インタビューが可能になります。また、修正回数については、可能であれば回数に上限を設けていないサービスだと安心して依頼できるでしょう。

制作実績

導入事例の制作実績が豊富にあればあるほど安心できます。過去の成功事例は、その業者が持つスキルと信頼性の証しとなり、自社のプロジェクトの成功確率を高める重要な判断材料となります。取材・インタビューに特化した専門業者だとより安心です。導入事例の実績の中でも、自身の業界や業種に近しいものの実績があるかどうかもチェックポイントです。

業界特有の専門用語や商習慣を理解しているライターが担当することで、より深く具体的な内容の導入事例を制作できます。制作実績を確認し、文章の構成力や表現力、業界への理解度を事前に確認することが重要です。

おすすめの導入事例代行サービス10選

ここからは、おすすめの導入事例制作代行サービスを厳選してご紹介します。各サービスの特徴や強みを比較検討して、自社に最適なパートナー探しの材料にしてください。

1.テキスパート(株式会社アナザーパス)

テキスパートのメインビジュアル

株式会社アナザーパスが運営する『テキスパート』は、取材・インタビュー記事に特化した専門サービスならではのノウハウを活かし、企業の導入事例記事(お客様の声)を制作しています。

特徴は下記の通りです。

  1. 取材・制作をインタビュアーとディレクターの2名体制で実施
  2. 修正回数は無制限
  3. 見積もり不要の明瞭な料金体系

導入事例を制作するためのインタビュー時、多くの場合はインタビュアー兼ライターが1名でインタビューを実施します。一方、テキスパートであればインタビュアー兼ライターに加え、ディレクターも参加することにより、聞き漏らしなくさらに深堀りする形でインタビューを進行します。それにより、インタビュー対象者からより詳細な情報を得られ、最終的な記事のクオリティも格段に高くなります。

また、完成した記事の初稿に対し、修正回数の上限が定められているケースがほとんどです。テキスパートでは、初稿提出後の修正回数に上限を設けておらず、お客様が納得いくクオリティの記事に仕上げられます。

なお、テキスパートのWEBサイトでは、初期費用・記事制作費用・オプション費用など、すべての料金を明確に記載しています。そのため、お見積りを取っていただかなくても、料金を把握できます。

制作体制ライター(インタビュアー)とディレクターの2名
料金対面取材記事:75,000円 / オンライン取材記事:70,000円
修正回数無制限
運営会社株式会社アナザーパス
サービスページhttps://texpert.jp/

2.サイトエンジン株式会社

サイトエンジン株式会社は、企画・取材・ライティング・入稿までワンストップで対応する導入事例制作を行っています。1本15万円からという明確な料金体系で、導入を検討している見込み客に安心と納得感を与えるキラーコンテンツとしての導入事例記事を制作しています。

同社の強みは、導入を迷う見込み客に「最後の一押し」を提供するコンテンツ作りに特化していることです。実際に製品やサービスを使った企業の声を通じて、信頼性を高め、問い合わせや購入へ背中を押す効果的な事例記事を制作します。社内で作ることが困難な企業にとって、頼りになるパートナーとして多くの実績を持っています。

サイトエンジン株式会社のWEBサイトはこちら

3.株式会社シーラベル

株式会社シーラベルは、BtoB企業のマーケティング支援を行っている会社で、その一環で導入事例記事・動画制作なども行っています。事例活用ノウハウを豊富に持ち、社内工数をかけずに高クオリティの事例を制作し、営業ツールとしても活用できるコンテンツを提供しています。

同社の特徴は、単なる記事制作にとどまらず、制作した事例をマーケティング活動全体でどのように活用するかまで提案してくれることです。顧客事例記事制作から、それを活用したマーケティング戦略の立案まで、包括的にサポートしています。

株式会社シーラベルのWEBサイトはこちら

4.神事例

神事例は、導入事例の制作を高品質で代行する専門サービスです。事例制作に特化することで蓄積されたノウハウを活用し、効果的な導入事例コンテンツを制作しています。

同社は、導入事例制作における企画から完成まで一貫したサービスを提供し、お客様の要望に応じた柔軟な対応が可能です。制作プロセスの透明性と品質の高さで定評があります。

神事例のWEBサイトはこちら

5.株式会社アイコネクト

株式会社アイコネクトは、導入事例制作とホワイトペーパー制作を主軸とした企業です。自社でも「ホワイトペーパー 制作」「ホワイトペーパー 制作会社」「ホワイトペーパー 制作代行」の3つのキーワードでSEO1位を獲得した実績があり、マーケティング効果の高いコンテンツ制作のノウハウを持っています。

同社の特徴は、導入事例記事の追加により問い合わせ数が大幅に増加した自社での実体験にもとづいて、効果的なコンテンツ制作を行っていることです。理論だけでなく実践的な成果を重視したサービス提供が強みです。

株式会社アイコネクトのWEBサイトはこちら

6.NULBIRTH.

事例作成代行は、1事例15.5万円からという低価格でまる投げ可能な導入事例取材代行サービスです。オンライン取材や事例取材に対応しており、導入事例取材専門ディレクターが監修することで品質を担保しています。

同社の強みは、コストパフォーマンスの高さと完全代行体制です。企画から取材、記事制作まで全てを代行し、クライアント企業の負担を最小限に抑えながら効果的な導入事例を制作します。

NULBIRTH.のWEBサイトはこちら

7.株式会社ビズヒッツ

株式会社ビズヒッツは、株式会社エムフロとの提携により導入事例制作代行サービスを提供しています。Biz Hits導入事例制作代行サービスとして、導入事例の制作代行を専門的に行っています。

同社は、両社の強みを活かした連携体制により、高品質な導入事例制作を実現しています。豊富な実績とノウハウをもとに、効果的なコンテンツ制作を行っています。

株式会社ビズヒッツのWEBサイトはこちら

8.テクノポート株式会社

技術ライティングサービスは、製造業の導入事例取材・インタビュー・コンテンツ制作を企画から支援する専門会社です。「興味喚起から認知を得ること」と「理解や購買検討を促進させること」の2つの目的に応じて、最適な導入事例コンテンツを制作しています。

同社の特徴は、技術的な内容を含む複雑な導入事例でも、専門知識を持ったライターが対応することで、読み手にとって理解しやすいコンテンツに仕上げることです。製造業をはじめとした技術系企業の導入事例制作に強みを持っています。

テクノポート株式会社のWEBサイトはこちら

9.株式会社WACUL

株式会社WACULの導入事例制作サービスは、具体的な数値や導入プロセスを示し、潜在顧客が「自分ごと」としてイメージしやすい内容に構成された導入事例を制作してくれるサービスです。

特徴としては、「ストーリーテリングによる訴求力」「データと顧客の声を活用」「クロスマーケティング活用」の3つが押し出されており、特に定量的なデータや顧客の実際の声を使用して制作してくれるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

テクノポート株式会社のWEBサイトはこちら

10.FIELD-X合同会社

FIELD-X合同会社は、「中小企業のためのBtoBマーケティング」をテーマに有料のセミナーや講座を定期的に開催している企業です。そのノウハウを活かし、少ないリソースでも成果を出せるような導入事例を制作してくれるサービスを運営しています。

記事だけではなくオプションでホワイトペーパーも制作してくれるなど、様々なマーケティングコンテンツを制作してくれます。また、複数の同時発注で一本あたりの単価が安くなるのも特徴の一つです。

FIELD-X合同会社のWEBサイトはこちら

まとめ

導入事例制作代行サービスは、BtoB企業にとってマーケティングコンテンツを効果的かつ効率的に制作するための手段です。内製化に比べて専門ノウハウの活用によりクオリティの高いコンテンツが期待でき、社内リソースの負担軽減や量産体制の構築が可能になります。サービス選定時は、料金体系の透明性、制作体制の充実度、豊富な制作実績の3つのポイントを重視することが重要となります。

株式会社アナザーパスが運営する「テキスパート」は、取材・インタビューは2名体制で実施し、完成した原稿の修正回数に上限はありません。料金体系も他社と遜色のない水準となっております。導入事例記事の制作をお考えの際は、ぜひテキスパートまでお問い合わせください。

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